水はおいしい、でも水っぽいはおいしくない

ハバナデー

2012年01月22日 13:01

     
けさ、コメディアン小堺一機さんがゲストのラジオ番組を聴きました
とても含蓄のあるお話が散りばめられ


芸能界で苦労なさったのが伺えました
そのなかで‘根拠のない自信’という話がされていたのです
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  芸能界は自分の芸に自信(を持っているつもり)がなければ
  競争やお客のきびしい視線で押しつぶされてしまうそうです


  まだ芸を認めてもらえない売れない芸人は
  自信が揺らぎます、自信がつくはずもありません


  でも自信を持ち続けていなければ押しつぶされてしまいます
  そこで「わたしの芸はウケる。なぜなら自分で面白いと思うから!!」


  という根拠のない自信を、自分にさえ負けないようにと
  持とうとするのだそうです
  




   
   9年10ヶ月前、OPENをむかえようとしているカウンター



   ハバナデーをはじめるときも自信があったわけではないんです
   自らがおこなう客商売だってはじめてだし
   (前職で飲食のフランチャイズビジネスの本部にいました)
   なおさらペット業界だってはじめて
   (東京・町田で丁稚奉公しました)


   でもオトコだし後には引けないので
   「自身がない」なんておくびにも出せません


   なので「自信はある」と話しました
   すると「どんな自信だ」と聞かれます


   「ホスピタリティは自信がある」
   (10数年前のペットショップにはまだ顧客目線が希薄でした)


   でもホスピタリティだけでは専門性のたかいペットショップを
   運営していけるはずはありません


   そこで自らも勉強するために
   「良いペットフードの選び方」というミニ講座を行いました


   
   2002年6月、ロイヤルカナン社を迎えての講座3回目


   プレミアムフード専門の各メーカーの方に来てもらい
   これまで7回開きました


   するとごはんの相談の多い店になりました
   ホームセンターで売られる廉価品ではないので


   お客さまの層も愛犬に安全安心なフードをあげたいと
   願われる方ばかりでした


   これが自信のはじまりとなり
   お土産をいただけるまでになり


   こんなことを走馬灯のように思い浮かべ車を走らせていました
   そしてこの春10周年を迎えられる感謝の気持ちが一層深くなりました

  






  

  小堺さんはこんなお話もされていました
  板前さんのお父さまから聞かされた話だそうです


  『水はおいしい
  でも水っぽいはおいしくない』


  ホンモノを目指せ
  と云う意味だそうです













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