2011年02月26日
エシカルの風
地元新聞2月2日に全7段で組まれた特集
モンスターペアレンツと教師について
感じることを書こうと思っていました
重い筆が月が変わらないうちにやっとすすみました
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大見出しには
「学校の対応力 未熟」とあり
中見出しには
・親の理不尽要求続々
・教委、苦肉の苦情マニュアル
（玄関出迎え、正面に座らず、管理職が間に入る）
・対処法事細かに（18都府県8市が作成）
・プライドの高さ障害
・専門家「失敗繰り返し経験を」
すぐ隣の富沢中学校
去年7月
中学生2名の職場体験を引き受けました
そのときの担当の先生と3度話しました
反対側200mほどには西多賀小学校があります
そこの先生は通学路沿いにある商店に
児童がめいわくな道草をしていないかの挨拶まわり
同じ方と2度話しました
お二方ともいい印象でした
へたな営業マンよりよほど人物ができています
（上から目線的いい方で申し訳ありません）
挨拶も、姿勢も、正視も、口調も、心も
ちゃんとキチンとしっかりとしています
そんな経験もしていたので
「学校の対応力 未熟」なのではなく
生徒児童の親の理不尽さが
やはりモンスター（怪物）すぎるのではと感じます
たとえばこんなふうにその新聞には載っていました
・小学5年児童が2000円入りのサイフを紛失。父親が「学校内で起きたことだから学校の責任だ」
ついにはブランド物のサイフ代や交通費など20万円超の請求書が送付されてきた
・1年女子の母親「ピアニストへのレッスンを受けている。指を傷つけないように休み時間は外に
出さないで」。ある日鬼ごっこ中に転倒し小指を骨折。母親から週2回抗議電話が
・修学旅行の積立金が未納に保護者に文書を。すると「一方的な納入の要求は恐喝だ」
・保護者「うちの子が部活動のレギュラーに選ばれないのはおかしい」と抗議してきた
直すべきは学校の対応力ではなく
モンスターと化す親の不見識を正してもらわなければ
本質の問題の話し合いが始まらないのではと思ったのです
そして犬を飼養することに目を転じれば
周囲に人がいるのに糞を放置して
平気で立ち去る方がいらっしゃるという話を
お店のお客さまから伺ったことがあります
親が子にほどこす愛情と教育は命がけでされるものですが
子に伝えるモノゴトは世に見合っているかを自重自戒するのも
子を持つ親の務めではないでしょうか
そうした親なればこそ子は尊敬の念を抱きます
飼い犬にほどこすしつけも全霊をもって向き合うと
犬はココロで応え愛犬になっていきます
しかし糞を放置する飼い主にしつけはできません
犬が見抜きます
自分に答えを求めるという
エシカル（倫理・道徳的）の風が吹き渡るのが待たれます
Posted by ハバナデー at 14:50│Comments(0)
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